
RESPECT
現在、企業が幹部を集めて会議を実施する場合に、一つの会議場で実施するのではなく、いろいろな拠点で同時に会議を実施するシステムを導入するケースが目立っています。テレビ会議というシステムを導入することによって、複数の拠点を同時に通信でつなぐことができるからです。テレビ会議を用いることによって、コストの削減を実現できたり、リスクマネージメントを実施することができなど、企業にとってのメリットが多く注目されています。
会議を召集します。遠方から呼びますと出張で往復の交通費など費用が発生します。さらに、会議室や宿泊などがあるとさらに費用が加算されます。では、テレビ会議はどうでしょうか。テレビ会議のモニタの前に座るだけです。出張や外出にかかる移動時間や交通費、そして会議室などの諸費用までの経費が削減できるのです。採用を検討する価値は大です。
現在は、地球環境問題でCO2(二酸化炭素)をいかにして減らすかが注目されています。テレビ会議は、地球にやさしい会議なのです。テレビ会議は、飛行機・バス・タクシーなどCO2を出す乗り物を使用しないからです。地球温暖化防止の「IT技術」を「グリーンIT」といって、さまざまなIT技術がクリーンな地球環境に取り組んでいます。
テレビ会議で相手の顔が見れるということは、相手の表情やその会議の雰囲気を感じられることです。このことは、会議内容の理解度を向上し、誤解が生じやすい場合など状況を防ぐことができ、意思決定をはやくすることができることです。コミュニケーションの向上は、意思決定の迅速化を促してその会議内容が、商談であれ、開発会議や生産会議あっても、その結論を早期に出すことが期待できるのです。
テレビ会議は、会議費用のコスト削減が目的でした。しかし、導入することで、コミュニケーションの機会が増加するのです。最初は、「月一回の定例会議でのコスト削減」であったのが、場所・時間にあまり拘束されないので、打合せしたい担当者同士がテレビ会議により必要に応じて頻繁に会議を行うようになり、コミュニケーションの機会が著しく増加することになります。
現在は、企業の国際化が進み、多国籍を持つ企業が増えています。また、海外企業と提携も増加しています。そうなると、どうしても会議や打合せで海外出張が増加します。しかし、海外出張先が平和な国家であれば良いですが、テロや事件に巻き込まれることも考えられます。そうしたリスク管理を向上する目的で多くの企業がテレビ会議の導入を考えています。
テレビ会議は、ずばり海外出張費を削減します。海外出張は、概ね一週間単位の出張です。でも、会議は数時間単位を3日間出来れば良い方でしょう。すると、一週間のうち働いたのは、1日程度でしょう。テレビ会議等の手段や方法がない時代は、仕方のないことでしょう。しかしテレビ会議という技術が、海外出張という費用と時間を節約してくれるのです。
現在のようなネットワークがなく、まだ電話回線の時代でのテレビ会議は、どうしても専用線を必要としていたのです。電話回線は、盗聴されてしまいますから。そのために、専用線を引いて、テレビ会議が行われました。専用線回線の伝送速度では、十分なデータ量が確保できなくて、画像などの転送に時間がかかってしまいました。そこで、ISDN回線が登場します。ISDN回線はデジタル通信で、おもに伝送速度の向上が目的でした。
テレビ会議に使用されるネットワークは、IP-VAN、広域LAN、インターネットがあげられます。IP-VANは、通信事業者が単独で構築したネットワークで閉域IP網を持っています。広域LANは、ワイドLANサービスのことで、同一収容局内エリアをLANで結んでいます。Ethernetで使用されているスイッチングハブで構築でき、メンテナンスの手間もかからず、多対多の接続までもできます。インターネットは、一般的なブロードバンドとして使用されていますが、問題は品質が保障できないことです。
テレビ会議のASPサービス型とは、テレビ会議プログラムメーカまたは通信業者が管理・運営しているアプリケーションサーバを、インターネット経由でレンタルすることです。初期導入費用や運用の手間を削減することができ、月額の定額制で、手軽にテレビ会議を利用できます。ただ、サーバを複数企業で共有しますので、セキュリティや安定性に注意が必要です。
テレビ会議のサーバ導入型は、ネットワーク内に専用サーバを設置して運用しますので、レンタルサーバと違い、いつでも好きな時に安定してテレビ会議を開催することができます。月額の定額であるサービス利用料はかかりませんが、初期導入時の費用はかかります。セキュリティや安定性はASPサービス型よりも優れています。
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